波打ち際の詩

濁った海とぼやけた空をずっと眺めてた

感傷的にもならず、ただぼーっと

何かの魚が海から跳ね上がる

クラゲが異様な色彩で浮かんでる

遠くに大きな船が佇んでいる

ビーチバレーの若者達が楽しそうに汗を流している

柴犬が嬉しそうに波打ち際で遊んでいる

海に向かって石を投げてる人がいる

曇ってて残念と言ってる彼氏がいる

曇ってる方がいいと言う彼女がいる

どこにでもありそうな海の風景

幸せな風景