後半戦、残り5分

ああ、後3日くらいしかない

この土壇場で攻めに出ようか守りに入るか、、


悩む



この切羽詰まった状態はこの個展直前しかないから
ここぞと未知なる力が湧いてくる

と言いたいところだけど、無難な物を作り続けてしまってる


未知なる力は磁力を与えられた事か?



まあ攻めて撃沈することが多いから守りに入っちゃうんだけど



作家という職業は攻めと守りのバランスで成り立ってるように思う


攻める割合はそれぞれだけど攻めない作家はきっと用無しだろう


攻めて成功する確率を上げていける作家はきっと人気者

成功しなくても攻めの方向さえ間違えなければプラスになる



あと、攻めながら守るっていうやり方もある

新しい事に挑戦しつつ無難な落とし所を意識しまくって失敗の確率を減らす



それでも思ったよりも良くできたら儲けもんだし
同じ物ずっと作ってるより前進だと思う

同じ物作ってる人をけなしてるわけではなくて
同じ物でも多少の変化をつけて向上していかないとやばいって話です



自分なんかは技術力がめっぽうないので、新しい技術を身につけたら
それはもう大はしゃぎで、独学でしか味わえない多幸感がある


その新しい技術を攻めに使って成功した時に
作家をやっていてよかったなぁと思うんです


誰かが喜んでくれるのはもちろん嬉しい

けど、この感覚を味わいたくて作り続けてるのが本音かな




自分の為に全力でやったことって
案外誰かの為になったりするのよね