ちゃんと作らなきゃという呪縛
これこれ
久々に気に入った作品
かなりキワモノだとは思ってるけどね
それを人はアートと呼ぶんだぜ!
ってなわけで、個展もいよいよ明日まで
楽しんでもらえたかな、、
昨日まで三連休でお店の仕入れやあれやこれやであちこちに
で、たまたま通りかかったお店に自分の昔の作品が飾ってあった
今よりかなりシンプルで、正直ハッとさせられた
今は一つの作品にかなり時間を要するようになった
結果、みてくれた人も手が込んでますねって言ってくれる
金額も上がった
、、、、、
別に悪いことじゃない
そう思って作ってきた
でも過去の自分の作品の潔さにちょっと頭を叩かれた気がした
このくらい軽い(印象として)作品がもう少しあってもいいんじゃないか
そして、今日知り合いの方から友人のお店にプレゼントをあげたいから
何か作って欲しいと依頼があった
お店の印象を聞いてシンプルでさりげない感じがいいなと思い
一気に作り上げた
とても短時間で出来て、ライトなさりげない感じに仕上がったと思う
ああ
この感じしばらく忘れてた
作家らしくちゃんと作らなきゃという固定観念が知らず知らずのうちに
自分の中でどんどん大きくなって、結果凝った作品が多くなっていた
それって本当にみんなが求めてるものなの?
ハッとさせられた過去の作品と今回の依頼の作品が見事にリンクして
一つの気づきを得た
前にも書いた手間の問題にも通じる
素人にはできないだろう加工や製法を意識しすぎていた
作家とはそういう存在だと
技術はもちろん大切だ
だけど1番大切なのはバランスだ
バランスはその人の全てを表していると言ってもいい要素だ
どこまで作り込んでどうやって見せるか
もう一度出直しだ
そのくらいの気持ちで作品と対峙していくことにする
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